下腹ぽっこりに、効果がある運動と効果の低い運動とは?

下腹ぽっこりに、効果がある運動と効果の低い運動とは?

ジョギングは意外に下腹ぽっこりに効果は低い?

ジョギングの効果はともかく、その昔、米大統領がホワイトハウス周辺で朝に習慣としてやっていたことが古いエピソードでは有名ですね。最近では早朝の出勤前など、1日のモチベーションを上げるために積極的にやる方も多いでしょう。しかしながら、ダイエットに成功した私はこれまで一度もジョギングをやったことはありません。

 

理由は用事もなく走るのがあまり好きではないのと、ジョギングはやや激しい運動なので、どうしてもカロリー消費と合わせると、運動の後に食事量が増えるので、結果としてあまり痩せないからでした。またジョギングを積極的にしている人に中には、明らかにぽっちゃり体型も多く見かけるので、効果に疑問を感じていたというのも大きな理由です。

 

特に下腹ぽっこりは、皮下脂肪と内臓脂肪の2つで大きくなっている場合が多いので、どちらかと言えば代謝を上げながら、食事の工夫と、体重をまず下げる必要があります。

 

そこで、1年以上かかって実践した結果、最も身近な有酸素運動は、日常している何気ない動作すべてに関して、すでにやっていることだとわかったことですね。ジョギングは一切やらなくても、普通の趣味である散歩時間を、30分から1時間、2時間と増やしていくことで、確実に体重は減る結果となったのです。

 

有酸素運動とは、具体的にどんな運動なの?

”有酸素”と運動に名前についているように、長時間同じ繰り返し動作を続けても息が上がらない、一定の筋肉に対して負荷を与える運動のことです。実はジョギングも広義には有酸素運動の一つです。

 

ただ、私が感じたのは体型が太りだすと、ちょっとした激しい運動を短時間やるだけで息があがり、血圧も高くなって苦しくなります。これはジョギング自体を耐えられる筋肉量が身についていないからと言えます。

 

例えば、『これから踏ん張って力を出そう』と思う時、大抵の場合は口をつぐんで筋肉に意識が行きますよね?そのような”気合い”を入れる場合のような、筋肉を意識して走るようなら、短距離走とか、短時間に限って力を必要とする場合です。

 

一方で、下腹ぽっこりのような下腹が太っている方の、腹筋、背筋、太腿の筋肉はそうではない人の筋肉に比べて力が弱いですから、ジョギングでもゆっくり、負荷の低い状態でなければ継続して長い時間、走ることはできません。

 

有酸素運動とは、ちょっと疲れを感じながらも長時間、同じ運動を続けられる状態の運動の事を指します。そう考えると、今でも私がよくやっている散歩時間は、時には3時間や4時間にもなるので、自然と有酸素運動を普通にやっていることと同じってことになりますね。

 

軽い運動とはいうけれど、一体それはどうやって?

様々なダイエットの情報でよく出てくる言葉に『軽い運動』というを、よく目にしますよね?この軽い運動こそ、ちょっと疲労感を感じるけど、気持ち良いくらいに終えられる運動のことになります。

 

ジョギングでも、ハアハア息が切れて、苦しい、キツイと感じるならそれはもう軽い運動では無くて、ジョギング中、瞬発力を必要とした無酸素運動の連続でしかないわけです。重い体重を少ない筋力で無理やり酷使していますから、筋肉痛も起こりますし、ジョギング前には「走らなきゃ!」という気合も必要になります。

 

 

「散歩に行こうかな?」程度の感覚は、運動しよう、鍛えようと思ってするものではありません。それくらいの気軽さで始めて、やがてそれが人一倍長時間続けても平気なら、その長い時間の間に体の中では、脂肪さえも消費して筋肉のエネルギーを使っている事になります。

 

従いこの「軽い運動を長時間出来ること」が、下腹ぽっちゃりの脂肪燃焼に最も効果が高いのです。

 

お散歩には様々な工夫ができる!

極普通の散歩でも、様々な運動を組み合わせることが出来ます。例えば室内でやっていたストレッチを休憩するときにやってみたり、道路の白線の上をずっとなぞって歩いてみたり、信号のある場所では、敢えてそこだけ走ってみたりなど、色々出来ます。

 

姿勢を意識して背筋を伸ばすとか、腹筋に力を入れて5分間だけ我慢して歩くなど、激しい運動ではないからこそ、下腹ぽっこりに効く様々な運動を組み合わせることが出来るんです。

 

なかなか平日、長時間のウォーキングが出来ない人でも、週末などに散歩なら誰でも出来ることでしょう。ただ歩くにしても、自分の住んでいる街を練り歩くのも楽しいものですよ。

 

こんなウォーキングは、むしろやらない方が良い

悪いウォーキングについて幾つか取り上げて見ましょう。今までダイエットで観察してきて、明らかに間違った歩き方の一例です。

 

1.腕の振りがひじ中心で、振り子のように腕全体が動いていない
2.軽いジョギングの速さと歩く速度がほぼ同じ
3.両足のつま先が開いたまま、ガニ股歩き
4.小幅でコチョコチョ歩きをしている

 

この4つは何も運動していないのと同じです。3と4に至っては、むしろ歩くことでひざの関節をワザワザ痛めているのと同じです。1は、腕もひじから曲がり、振り回して歩いているつもりになっている悪い例ですね。

 

まず1の場合は、重心が歩く速さに逆らっていますから、まったく足のふくはぎの筋肉を使っていません。歩く時は片足を前に出し、重心が体の中心から足の側に移動します。そこで胴体を踏み出した足のところに移動させて重心が前進して移動するわけです。1をやってる人は、散歩にもなっておらず、運動した気になってるだけです。

 

2は、”運動してますポーズ”ではないでしょうか?時々ジョッギングしている割に、歩く速さとほぼ同じスピードの人がいますよね。歩幅が短く歩数ばかり多い割に、長い距離は走れない人に多いです。このようなタイプは、歩いても歩幅が小さく、足の基礎体力自体が身についていません。

 

3は、重心が後ろに行き過ぎ、姿勢はのけぞって歩いているので、男性に非常に多い歩き方です。重心だけで姿勢を維持しているので、足の筋力が身につかないため、転びやすく、かえって危険な歩き方です。

 

4は、もう歩く以前に足の筋肉が退化してますから、室内で充分足の筋力をつけてから外出するべきですね。転んで大怪我をする前に、まずは基礎体力を身につけましょう。

 

それって何の効果もなし!間違ったストレッチもどき体操

・準備運動では痩せません!
最近、高齢化の影響で頻繁に週末の夕方や早朝、深夜などで一人寂しく公園でなにやら運動をしている中高年女性、あるいは高齢者女性をよく見かけるようになりました。しかしながら、よくよく観察してみると、そういった人たちの”軽めの運動”は、本当に関節を動かしているだけで、筋肉にも、また筋にも負荷を与えていない準備運動の延長にあることがよくわかります。

 

 

例えば、両手を水平にしてグラグラ揺らしても、使ってる筋肉は日常で使う筋力程度で、何の引き締め効果もありませんし、足を伸ばしてグイグイ手で押すような動作も、ラジオ体操と同じで体が固い早朝の起床してすぐの体操ならまだしも、それが負荷の高い運動にはなってはいないのです。

 

関節をいくら動かそうが、筋肉を使ってなければ意味はありません。

 

それと腰を回転させて振り回す動作も、結局は自分の体重を利用しての慣性の力で腰を回しているだけで、力を入れない屈伸運動、どれ一つとっても、日常でしたことがない姿勢や動作ではありません。

 

断言しますが、このような負荷の低い”準備運動”を20年やろうが、下腹ぽっこりはそのままです。痩せることは絶対に無いんです。

 

痩せるには次のような条件が必要です。

 

1.普段使ってない筋肉を敢えて頻繁に使うことを繰り返す
2.負荷をかけることで、筋肉は疲労し、脂肪は燃焼する
3.ある程度、自分の限界を知ってそこから引き上げないと痩せない

 

この3つが揃うと、初めて全身の代謝が始まります。ほとんどの人は、その前段階の準備体操が『軽い運動』と勘違いしているんですね。最後に少々厳しいことをいいますが、準備体操ばかりでは健康になる準備は出来ていても、肝心な実践までには至ってはいないのです。

 

まとめ

運動とは、大小違いはあっても”ツライ”と感じるくらいに、筋肉に負荷を与えないとまるで意味がありません。最初に説明した軽い運動の一つ、散歩にしても、ダラダラ普段どおりに歩いたところで有酸素運動にはなりません。

 

それは本当に”誰でも出来ること”であって、ただのお散歩が驚くほど長距離を平気で歩けるとか、それでも疲労はそれほど感じないなど、そこで始めて下腹ぽっこりの脂肪燃焼は始まるんです。そういう意味では楽して痩せようというのは、明らかに何かを勘違いしていると言えますね。


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