下腹ぽっこりを薬で改善!おすすめの市販薬とその効果について

下腹ぽっこりを薬で改善!おすすめの市販薬とその効果について

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

肥満症、便秘、尿量減少、むくみ、のぼせ、肩こりなどに効果がある漢方薬の一つで、高血圧症や腎臓病、糖尿病などでこのような症状が見られる場合も処方されるお薬です。18種類の生薬が使われた天然の生薬を合わせたもので、西暦1115年 ~1234年の中国の北側、現在の北朝鮮浦東部を支配した女真族の征服王朝、金王朝の時代、劉完素(りゅう かんそ)が記録した『黄帝素問宣明論方(宣明論)』という、現在で言う医学書に記してある処方です。

 

下腹というか特に、”太鼓腹”という内蔵肥満型に効果があると言われています。ただし、一定の使用に関して制限があり、虚弱体質や胃腸の調子が弱いあるいは胃腸障害や消化不良をたびたびする人などには、あまり向かない薬です。強いて言えば、健康的ですが肥満だけ気になる人など、体力がある程度ある男性には向いている薬だと言えるでしょう。心臓や血管に負担をかける交感神経刺激(エフェドリン類)が含まれているので、循環器系や過去に脳卒中など、血管系の病気になった経験がある人は、服用は原則、控えた方がよさそうです。

 

市販薬として、ツムラを筆頭にドラッグストアで売られており、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人で、どうきや肩こり、のぼせなどの症状を併せ持つ場合に、効果があるとされています。

 

第2類医薬品なので、薬剤師がいるドラッグストア他、副作用などを記載した通販サイト(アマゾンなど)で購入できます。

 

副作用の代表的なものは、胃の不快感や吐き気、腹痛や下痢などの他に、動悸や不眠、発汗過多などがあります。価格は若干高めで、アマゾンでは4,300円で、顆粒、48包で市販されています。古くからある漢方薬の処方なので、食べすぎ、飲みすぎなどの食事によりる下腹ぽっこりには一定の効果はあるでしょう。

 

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

体の水分循環を改善するので、俗に言われる”水太り”に効果があるお薬です。関節に炎症で水がたまる関節炎にも効果があります。”水太り”とは、体質的に水の代謝機能が落ちて、少し歩いただけでも激しく汗をかきやすく、その割には尿として排出される割合が低いような人に多い症状です。皮膚が色白で女性にはよく見られますね。夏場になって汗をかいて、水分量が増すと急に太りだす女性などは、この体質を疑った方が良いかもしれません。

 

女性になぜ多いのかは、テレビでも紹介されましたが、アミラーゼという酵素が人によっては差があることが知られ、この酵素が体質的に少ない人は、すい臓が甘いものなどを食べると、大量にインスリンを出してしまい、中性脂肪を増やす働きがあるから、という医学的根拠が背景にあります。アミラーゼは、炭水化物を素早く「糖」に変える働きがあるので、テレビで紹介された『クラッカーを食べて30秒以内に甘く感じない人は太りやすい』というのは、これがネタ元になっています。

 

また水太りになる傾向のある人は、”甘さをあまり感じない”ということが特徴で、そう言えば我が家の肥満の両親がそうですが、煮物でやけに甘みも塩加減も辛い割には平気で食べるという傾向があります。一様に”濃い味”がやけに好きですね。つまり、水太りの人も、味覚の違いで必要以上に塩分や水分を摂取するので、血液中、それらの濃度が通常より高いため、水分を多く摂る割には、尿としての排泄は少ない水代謝の悪い体質になるというわけですね。

 

この漢方薬は食前もしくは食間(空腹時)に飲むとされ、処方は2,000年以上前からすでに中国大陸では飲まれていたようです。ツムラほか、クラシエなどでも販売され、副作用は目立って少ないことから、下腹ぽっこりに効果があるお薬としてよく知られています。『防已黄耆湯』の名称で売られているのは、ツムラが唯一、20包入で2,400円で市販されています。

 

ナイシトールZの効果は?

”あったらいいな”のキャッチフレーズでCMでも度々宣伝される小林製薬が発売している、下腹ぽっこり、肥満に効く市販薬として名前が知られていますね。薬自体は、前述した『防風通聖散』のエキスを含んだ、漢方薬が主成分です。他に生薬を加えて、若干の添加物を加えて飲みやすく錠剤にしたもので、内臓脂肪型の男性には、体力、胃腸の障害などの心配がなければ、ある程度の効果は期待できます。ただ、女性の場合は暴飲暴食といった食生活があまり見られないので、内臓脂肪型向けのこのお薬だと、下腹ぽっこりへの効果はちょっと微妙かもしれませんね。

 

無添加の生薬製剤『扁鵲(へんせき)』について

中国の伝説的名医の名前からとった、漢方薬の商品名です。大鵬薬品から市販されています。11種類の生薬で構成され、脂肪過多症に効果・効能を記載している第2類医薬品です。市販薬ですが、副作用が若干ある場合には第2類医薬品として売られるので、使用についてはよく薬剤師や取説を読む必要があります。使用制限には、体力の衰えている人,体の弱い人や胃腸が弱く下痢しやすい人には向かないことから、防風通聖散と効能は近いと考えて差し支えないです。

 

口コミで人気の『新コッコアポA錠』

漢方薬を中心に扱っていた山城製薬が前身の、クラシエ製薬株式会社が発売する漢方エキス錠です。女性向けの下腹ぽっこりに効果があるとして知られ、最初の発売は1982年です。漢方薬事業自体は、元カネボウが扱っていましたが、後に『クラシエ』ブランドに変更、現在に至っています。

 

実はこのお薬も、中身は『防風通聖散料エキス粉末』です。これに添加物を加えて錠剤にしたものですね。腹部に皮下脂肪が多く,便秘がちな人に向いているとされ、ニキビや吹き出物などにも効果があるので、女性に人気になっています。こちらも第2類医薬品なので、防風通聖散と同じですね。

 

 

ビスラッドゴールドEX

肝臓や胃腸の病気、高血圧にともなう諸症状などの緩和に使用される漢方薬『大柴胡湯(だいさいことう)』の成分が主体で使われた第2類医薬品、つまり市販薬です。医療用では、『ツムラ大柴胡湯エキス顆粒』というのがあります。基本的に市販薬のこちらは、下腹ぽっこりでも便秘などの大腸などの胃腸の病気に対応して下腹ぽっこり解消にターゲットを絞ったもので、そもそも胃腸が弱い虚弱体質の人には向いていません。

 

一番効果を期待できる効能としては、下腹ぽっこりが便秘から来ているような排泄で問題がある健康的な人でしょうね。

 

健康食品やサプリと薬、どちらが効果があるの?

下腹ぽっこりというのは、皮下脂肪や内臓脂肪の他に、便秘や水太り他、食生活や運動機能の低下など、複数の要因があって起こるものです。紹介したお薬も、基本的には糖尿病や高血圧の諸症状や、便秘や、水太りなどの解消が主な目的となっています。またサプリは栄養補助食品なので、原則『不足している栄養を補う』役割りに重点を置いています。従って、下腹ぽっこり解消には、まず食生活や食事の内容、それに合わせて適度な運動を行った上で、更に健康食品やサプリメント、お薬で補完的に改善していくのがベストでしょうね。

 

筆者が飲んでいた肥満に効果がある薬とは?

お薬ではないですが、私が下腹部のぽっこりに効いたなと感じたのは、元々、便秘と胃腸不良が何かと多かったので、食生活を見直しました。やはりどうしても食事が深夜になるのが、仕事上多いので、胃腸の消化機能を高めるために、乳酸菌や酵母などをよく飲んでました。具体的には赤ちゃんでも飲める『新ビオフェルミンS錠』で、下腹ぽっこりが気になりだしたときに飲んでました。便秘も多かったのと、よく”おなら”が出るまでお腹が張って苦しかったので、これを常飲してかなり改善しました。成分が乳酸菌主体で、3つの乳酸菌を含んでいます

 

発売元の大正製薬は、名前の通り大正6年に創業、大正9年に初めて発売したのが『整腸消化剤ビオフェルミン』です。実に早くから乳酸菌に着眼していた製薬会社だったんですね。医薬部外品ですから、副作用の無い点でも安心できます。

 

これに合わせて、時々、ビール酵母、有名なアサヒグループ食品から発売されている『エビオス錠』ですね。これも歴史は古く、製造は1928年で、お腹の膨満感に効果がありました。ただし、ビール酵母なのでプリン体を多く含み、元々メタボで医師から注意されている人には、下腹ぽっこりでも控えた方が良さそうですね。

 

まとめ

結論から言えば、下腹ぽっこりを薬だけで改善するのは難しく、あくまでダイエットの補助として使用すれば、効果は期待できるという感じです。例えば、私はダイエットに成功した今でも、乳酸菌のビオフェルミンは飲む事が多いです。過剰な期待は禁物ですが、下腹ぽっこり改善には、一定の手助けになりますから、お薬も活用して痩せやすい体を目指すようにしましょう。


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