下腹ぽっこりに効くかも?肥満に効果代表的な漢方薬とは?

下腹ぽっこりに効くかも?肥満に効果代表的な漢方薬とは?

健康とされる体脂肪率の目安は、男性は10~19%、女性は20~29%と言われてますよね。ダイエットに成功している私は、現在体脂肪17%で、下腹もぽっこりとはサヨナラしています。それでも運動してもなかなか効果がない、そういう方は漢方薬も頭に入れておいて損は無いかもしれません。

 

話題の漢方薬、本当に下腹ぽっこりに効くの?

18種類の生薬を配合した「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」という漢方薬がある時期話題になりました。製品名では「ナイシトールZ」という名前で市販されています。全約18種類の生薬が配合されています。

 

漢方成分を一応記載しておきます。

・トウキ(当帰)・・・・・・・・・血の循環を活性化する
・シャクヤク(牡丹)・・・・・・・消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用
・センキュウ(川芎)・・・・・・・血行を促して、血液を活気付ける
・サンシシ(クチナシ/山梔子)・・充血、炎症、高血圧などを改善
・レンギョウ(連翹)・・・・・・・消炎性利尿・排膿作用
・ショウキョウ(ショウガ/乾生姜)・・体を温め、新陳代謝機能を高める作用
・ボウフウ(防風)・・・・・・・・鎮痛, 解熱など
・マオウ(麻黄)・・・・・・・・・発汗、解熱、鎮痛などの作用
・ダイオウ(大黄)・・・・・・・・消炎、健胃など(腸内細菌に効果)

 

腹部に皮下脂肪が多く、便秘気味な体質の人に効果があるとされ、食欲増進ホルモンに作用し過食を防ぐ作用もあります。

 

・防風通聖散の副作用
下痢や食欲不振、倦怠感などで、消炎剤が配合されているのは、副作用抑制のためでもあるようです。小林製薬の「ナイシトールZ」は、『防風通聖散エキス』として生薬の抽出成分を配合しています。下剤の成分も含まれているため、他の投薬との相性はよく確認した方がよさそうです。

 

一般市販薬として普及していますので、ドラッグストアで『防風通聖散』の名称は見かける事ができます。

 

・副作用の心配が少ないのは防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
体の水分循環を改善する効果があり、いわゆる”水太り”に効果があるとされています。汗かきで疲れやすく、色白で太りぎみの人に向く漢方薬です。女性に関しては全身のむくみが水太りが原因の場合もあるので、服用を考えても良いでしょう。医療用ですので、処方薬、つまり病院で処方される漢方薬です。

 

こちらも漢方成分を列記しておきます。

・ボウイ(防已)・・・・・・・・・・・・・体の水分循環をよくする効果
・オウギ(黄耆)・・・・・・・・・・・・・体力や免疫力を高める
・ソウジュツ(蒼朮/白朮(ビャクジュツ))・・ボウイ(防已)と同等
・ショウキョウ(生姜)※上記参照
・タイソウ(大棗)・・・・・・・・・・・・強壮、利尿など
・カンゾウ(甘草)・・・・・・・・・・・・鎮痛、解毒など

 

 

・防已黄耆湯の副作用
滅多に無いことで知られていますが、一応副作用としては、血圧上昇、むくみ、体重増加、手足のしびれ・痛みなどがあります。肝障害を持つ人は特に注意が必要です。医師の処方による服用を心がけましょう。寒風役だからと副作用が無いわけではありません。

 

・水太りとは?
正式名称は『水浮腫』で、皮膚の下に水がたまった状態で水分代謝が悪い状態の症状が特徴です。水分をとるわりにトイレ回数が少ないとか、お腹を触ると冷たかったり、夕方になると足がむくむ、靴下のゴム跡がクッキリ残ってなかなか元に戻らないなどの症状がある場合は、この疑いがあります。

 

基本的には代謝の悪さが根本要因なので、下腹ぽっこり以外にこれらの症状に思い当たりがあるなら、外科を受診してみると良いでしょう。

 

肥満改善の漢方薬の主成分は、代謝を上げること

代謝というのは、体の中で古くなって使い回すには限界に達したもので、本来であれば排出されます。例えば血液中の余分な水分は、皮膚から染み出して汗となったり、腎臓で濾過されて尿として排出されます。

 

・脂肪の役割とは?
脂肪はそもそも、非常に重要な役割があり、ホルモンや細胞の”壁”を丈夫にしたり、臓器を包んで衝撃から保護したり、ビタミン吸収に使われることで、体力を作り出すエネルギーの源として、糖質に次いで欠かせない三大栄養素の一つです。皮下脂肪、. 内臓脂肪に大きく分けられ、男性は内臓脂肪、女性は皮下脂肪に溜まりやすい性別による違いがあります。

 

特に女性の場合の下腹ぽっこりは、極端な肥満でない限りは、骨盤の歪み、腸の突出や猫背、あるいは過剰な皮下脂肪でそう見えている場合があります。

 

・脂肪が燃えるとはどういうこと?
また脂肪の中でも、内臓脂肪は消費されやすく、数日絶食するだけでかなり減りますから食事量でコントロールが効きやすく、一方の皮下脂肪は運動だけではなかなか減らない性質があります。体脂肪と一般的に言われているものは全身の脂肪割合を示す言葉で、下腹ぽっこりでなくとも、全身の皮下脂肪が多い場合は、体を大きな魔法瓶で包んでいるのと同じです。

 

 

このような過剰な皮下脂肪が多い場合は、熱をためやすく、また放熱もしづらいため、暑い日にはのぼせやすく、少し動いただけで汗をかくなど、なかなか運動もしづらい体質になります。

 

この皮下脂肪は消費(燃えやすい)性質ではないんですね。

 

・水太りは要注意、それは肥満ではありません
水浮腫、いわゆる”水太り”には、4日で10kgも体重が増加することもあり、またむくみの箇所、足のすねなどに強く指で押しあてると、へこみが指の形になるのが特徴です。これらは肥満には見られません。女性の場合は生理になると女性ホルモンの分泌量が増えるために、血管が広がり、水分が細胞からなかなか出ていかなくなる場合があります。

 

水分は高いところから低いところへ流れる特性があるので、朝起きた時が1番判断しやすいと言われています。これは下腹ぽっこりというより、全身、それも下半身に起こりやすい症状でしょう。

 

代謝を上げるには、まず血流を促進すること!

最初に紹介した漢方薬、防風通聖散も、主成分の多くは血流に関する効能でした。よく言われる下腹ぽっこりに運動が良いとは、結局は運動によって血圧を上げて血管を広げて血流を良くするという効果を期待しての運動だったんですね。

 

ま と め

今回ご紹介したのは、2つの漢方薬でしたが、もちろんお薬だけではなく、日頃の食生活、物事の考え方まで、ダイエットの考え方は一様ではありません。あくまでも参考までに、と申し上げておきます。


このエントリーをはてなブックマークに追加