下腹ぽっこりの原因③:卵巣嚢腫

下腹ぽっこりの原因③:卵巣嚢腫

 

下腹のぽっこりの原因と言われる胃下垂や腸下垂は内臓の状態を指していますが、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ,英:ovarian cyst)とは、子宮の左右両側にひとつずつある卵巣(通常2~3㎝程の大きさ)に脂肪や水が溜まり、水風船のような腫瘍ができる病気です。

 

卵巣が張れることにより下腹がぽっこりする

卵巣が腫れこぶしくらいの大きさにまでなってくると、下腹がぽっこりしてきます。腫瘍は良性,悪性,境界悪性の3つに分類され、充実性腫瘍と呼ばれる腫瘍はその8割が悪性、または境界悪性であるといわれ、これがいわゆる『卵巣がん』にあたります。

 

年間約100人近い患者が手術を受けており、2002年に歌手の宇多田ヒカルさんもこの病気で手術を行い、術後体調不良を理由にしばらく休業されていました。この病気は年代に関係なく発症するとされ、自分の身体にしっかり注意を払っておかなければ悪化するまで中々気づくことができない病気です。

巣嚢腫の症状は、腹部膨満感,下部腹痛,性器出血,便秘,頻尿などがあります。原因は、遺伝的な事柄が関係する先天的なものと、日頃の生活習慣などによる後天的なものとが考えられています。

 

ストレスが子宮に負担をかける

 

『慢性的なストレス』が続くと、脆い子宮はその影響を受け卵巣に負荷がかかります。女性には『冷え性』の方が多いと思われますが、この冷えが体の血流循環を悪くし、これもまた腫瘍ができる要因になってしまっています。また、約28日周期でくる『月経』もその要因の一つです。『月経』による出血の繰り返しで、古い血液が溜まってしまうと子宮内膜症(主な症状は疼痛と不妊)が引き起こされます。この子宮内膜症の影響も考えられています。

 

ストレスを回避してリラックスすることで卵巣嚢腫を予防しよう

卵巣嚢腫が発症する原因のうち、生活習慣や生活環境が要因で引き起こされたものであれば十分に改善の余地があります。まずはストレスを回避しリラックス効果を高めること、冷えの改善を行い、卵巣がある腰から下あたりを温める「腰湯」などがオススメです。また、食生活において甘いものや乳製品の過剰摂取を控え、その代わりに血流をよくする食べ物(アーモンド,干ししいたけ,いくら)を摂るようにしましょう。


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