実は猫背が原因だった?!猫背と下腹ぽっこりの意外な関係

実は猫背が原因だった?!猫背と下腹ぽっこりの意外な関係

長年の習慣は、なかなか修正が効かないように、猫背は最近の人に非常に多い悪習慣として知られています。猫背は文字通り背中がカーブを描くように曲がり、肩甲骨と背骨のところにくぼみが出来ず、肩全体がのっぺりとなるので、歩き方も悪く、印象も暗く見えがちです。

 

更に、食生活では食欲に大きな影響を与えます。特に胃よりも女性の場合は骨盤に腸が落ち込むことで、腸がねじれて消化にも悪影響になることで、下腹ぽっこりがより慢性化した状態のまま、皮下脂肪に内臓脂肪を溜め込みやすい、余計な隙間を下腹部につくることに繋がります。これがぽっこりお腹の要因なんですね。

 

今回は、猫背の怖さとその治し方を中心に解説します。

 

猫背は下腹ぽっこり以上に弊害が多いワケ

単に姿勢が悪い、見た目の悪さだけではなく、健康への悪影響が深刻なのが猫背による弊害です。痩せている人や、女性の場合は、特に腹筋より、背筋の力が弱いことが多く、それによって下腹がぽっこりも、普通より目立っている場合があります。

 

 

・自律神経への悪影響
姿勢がいいのに何故か猫背と言う人は意外に多いものです。後述しますが、本人は姿勢がよく、なんとなくオシャレに感じている座り方が、腰や肩、内臓に負担をかけている場合があります。特に猫背の悪影響で深刻なのが、背中が丸まることによって、肺の下にある横隔膜が内蔵に押し上げられて、呼吸量が減り、血液に必要な酸素量が制限されてしまうことです。また前方に倒れ込んだ首の頚椎にある太い血管も同時に圧迫され、普段からなんとなくだるい、自律神経失調症の一つの要因となっている場合があります。

 

・腰痛の原因
骨盤に対して弓なりに背中側に重心が移動してしまうため、腰がグラグラ動くことになり、食事中や、デスクワークで姿勢が安定しません。これにより、座り続けることが苦痛になり、何度も姿勢を変えて腰に負担をかけてしまうことになります。集中力も削がれ、満腹感も無いまま無意識にどか食いしてしまう恐れもあります。特に下腹がぽっこりしている人は、常にお腹が緩くなってしまうので、腹筋自体に緊張感のない状態が常になります。

 

・内臓への圧迫
胃は比較的肺の下すぐに、横になるように配置されているので、食べた分だけ長さが変わるように変形できます。しかし、腸管は太さが変わらないので、猫背で姿勢が悪いと胃が膨らむと腸は圧迫され、日頃から便秘やガスが溜まってで下腹がぽっこりしている人は、猫背の姿勢で腸を押さえつけて消化に悪影響を与えていることがあります。

 

・”犬食い”の原因
『犬食い』とは、日本であれば、本来食べ物は箸を使って、口に運ぶものを食器を口につけて、箸をサジのように口に運ぶ仕草のことです。前屈姿勢になるため、日本式の食事マナーではみっともないはずなんですが、最近ではラーメンや丼物など、食器自体が重く持ち上げられないことがあるため、食材を箸でキチンと持ち上げる習慣が薄れていることも多いです。この食べ方は胃にも圧迫感を覚えるため、食事量は多くない割には、正しく食べることが出来ないので、後になって小腹がすいて間食の要因になりやすいです。

 

この犬食いも、結果的に猫背が習慣化して下腹ぽっこりの要因となります。

 

猫背で下腹ぽっこりになってるか知る方法

誰かが横で見ていてくれれば、食事中や歩いている最中の猫背はよく分かるのですが、我が家同様、猫背を指摘する人が猫背であっては意味がありません。そこで自分で確認できる方法が幾つかありますので、ご紹介しましょう。

 

(1)頭のてっぺんを上に引っ張る感じ
太っているかた、下腹がぽっこりしている人に大変多い姿勢は、リラックスして椅子に座るときに特徴が見られることです。自分の頭のつむじがどこを向いているかで姿勢がよくわかります。自分のつむじを鏡などで確認し、そこから指3本分前にしたところが自分の頭頂部です。そこに糸が繋がって、真上に引っ張られているような感覚が正しい姿勢になります。

 

 

(2)机やテーブルの高さの確認
椅子の場合は座面がお尻の大きさに合っているかどうかを確かめましょう。時々、オシャレのつもりで座面の半分しかワザと座らない方がいますが、それでは座りながらも骨盤には上半身の体重が全て乗っかることになるため、実は正しい姿勢ではありません。腰をしっかり背もたれ近くに押し込み、そこから背筋を伸ばせば背もたれが背中を押すようになるので、背骨が自然なカーブを描き、正しい姿勢になります。座面が広くてそうできないのなら、椅子を変えるべきです。

 

また、下腹ぽっこりの姿勢の悪さは、テーブルやデスクの高さも関係があります。普通に食事やパソコンを触る姿勢で、肘が直角もしくは鋭角に曲がる場合は、テーブル・デスクの高さが高すぎです。これでは、どうしても作業や食事中、腕が疲れてしまうので、自然と犬食いや、前かがみになりやすいのです。これによって、前述と同じように下腹ぽっこり悪影響があう猫背の癖が身に付いてしまうことに繋がります。

 

(3)デスクワーク・食事中、顔は下向きになってないか
猫背が習慣化すると、机の上での作業は顔の位置が必ず”うつむき”になります。本来であれば、顔は正面のまま視線だけ動かせば済むものを、首全体を動かし、頚椎が安定しませんから、肩こりや背中を丸めて首の位置をずらしたりなどの悪習慣が身に付いてしまいます。

 

猫背の治し方

猫背を治せば痩せるわけではありませんが、猫背を矯正できれば食事も正しい量を食べることが出来るようになり、また同時に腹筋や背筋を鍛えていることにもなるため、自然と下腹ぽっこりの改善には繋がります。最後に、猫背の治し方と正しい姿勢の習慣化について解説します。

 

・背筋を鍛える
日頃から、両肩の肩甲骨をぐいっと胸を張る感じに姿勢を意識的に変えることで、背筋は徐々に鍛えられます。デスクワークでは、時々両手を後ろで握って後方に引っ張るようなストレッチをすると良いです。下腹が背骨に沿って持ちがるため、ぽっこりお腹の解消にも繋がります。

 

 

・腹筋を鍛える
椅子に座る時に、意識的にお腹をキュッと引き締めます。コツは呼吸をしながら軽くやることで、苦しくない程度で5分以上継続できれば、これで腹筋は鍛えられます。下腹部に意識が移るため、腰が安定して長時間のデスクワークでも楽になります。

 

・椅子は深く座る
少し前の方でチラッと説明しましたが、背もたれと腰を離して座るのは決して良いことではありません。正しく背骨を支え、寄りかかること無く軽く背もたれを添えることで、背骨に緩やかなカーブを描くことが、無理なく出来るのです。ムダに格好つけて無理な姿勢はしないようにしましょう。背もたれ椅子は丸椅子ではないのですからね。

 

ま と め

他にも歩行でも猫背の矯正方法はあるのですが、日常的に普段は座るケースが最も長いと思うので、下腹ぽっこりに有効な座ったままで猫背を矯正する方法をご紹介しました。中でも、この姿勢矯正は食事マナーも向上するので一石二鳥です。一種の下腹ぽっこりの意識改革ですね。


このエントリーをはてなブックマークに追加